滋賀2園児殺害事件報道を見て思う
夕刊のトップに痛ましい事件が載っていた。
滋賀の幼稚園児2人が同じ幼稚園に通う園児の親が運転する車に同乗して送迎の途中、車内で二人を包丁で刺して殺されたという。
昨今の子供を狙った凶悪事件もあってか、同じ幼稚園に通う親同士が持ち回りで送迎するということも行われていたんだろうけど、まさかその同じ園児の親に殺されるってのは想像もつかないわけで、こりゃもうなにが安全なのかさっぱりわからない世の中になっちまったな、という気がしないでもない。
で、事件そのものについてはこれ以上は控える。
社会がどうの、コミュニケーションがどうのということについては今回は触れないでおく。今回は今まであまり取り上げなかった問題についてちょっと書いてみたい。まあ、特定のサイトやブログではずっと前からやってることなんですが。
実は、今回の事件の犯人である人物の名前、その表記方法が報道各社によって微妙に違うのだ。自宅に届けられる紙媒体である新聞1誌だけをみているとわからないのだが、今はネットで各社の記事を閲覧できる。すると同じ案件でも微妙に表現が違う。この差についてはまあ、深くは触れない。
今回は各社の表記を簡単に比べてみるに留めよう。
産経新聞→鄭永善(日本名・谷口充恵)容疑者(34)
読売新聞→中国籍の同町、鄭永善容疑者(34)
毎日新聞→中国国籍の主婦、鄭永善(日本名・谷口充恵(みえ))容疑者(34)
朝日新聞→谷口充恵(みえ)容疑者(34)
逮捕されたのは数年前に日本人男性と結婚して移住してきた中国籍の女性で、日本では谷口充恵という通名で暮らしていたということだ。ちなみに、中国系新聞の日本語版である人民網日文版での記事はこうなっている。
人民網日文版→谷口充恵(みえ)容疑者(34)
真実を伝えることが報道の本質なのだが、事件報道の基本のキである名前ひとつでこうも違うのは、日本のジャーナリズムというものの様相を垣間見させてくれる気がするね。
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