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【書評】えのあきら/ジャジャ第6巻

ジャジャ 6 (6)購読中の唯一のバイク漫画「ジャジャ」。
昨年末に最新刊がでてることをすっかり見逃してましただよ。

今回は1963年の第一回日本GPから。
当時すでにGP界では名のある存在となっていたホンダとヤマハに混じってイタリアの弱小ワークス、モト・モリーニというチームのマシンが走っていた。四気筒が全盛の当時にあって単気筒エンジンを投入し日本勢に劣らぬ戦いをしていた。
そのイタリとアの単気筒エンジンの音に聴き惚れていたのが矢口という男。縮小傾向にあったモリーニのサウンドを聴けるのはこれが最後になるかもしれないと、鈴鹿のコースを疾走するモリーニを必死になって耳で追っていた。

で、時は移って現代。
イタリアの旧車をメインに扱う「ゴブリン」の店主・レナの元に馴染みの客が飛び込んでくる。

「旧友に矢口という男がいるんだが」

聴けば、矢口が癌で入院しており予断を許さない状態で来月に手術なのだが、それまでにモリーニの音がもう一度聴きたいと言っているという。彼はどこから手に入れたのかモリーニのGPマシンを所有しており、そのレストアをゴブリンに依頼してきた。

そこからはまあ、すったもんだの大騒動が展開されるおきまりの展開。進みそうで進まないレナとミヤギの仲も恋敵である青田との三角関係を微妙に織り交ぜてくれるあたりは読者としては安心材料のひとつかと。

現行型のバイクばかりがもてはやされる昨今。旧車といってもせいぜいがZ2までくらいの現代にあって、40年以上前の旧車を扱ってここまで読ませてくれるバイク漫画ってそうそうないと思うのであります。

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