総選挙2005雑感
さて、今回の選挙も投開票が済んで結果がでた。
ひとまずは備忘録の意味をこめて数字を残そう。
自民:296
民主:113
公明:31
共産:9
社民:7
国民:4
日本:1
諸派:1
無所属:18
-----------------
合計:480
解散直後は民主が漁夫の利で有利とか言われ、途中から自公優位となり、ふたを開けてみれば自公で全議席の3分の2を越える327議席をとった格好になった。とはいえ、公明は議席を減らしたわけで最終的には自民の圧勝という結果。
個人的には、自民への信任というよりは民主に対する失望にも似た感情が消去法的に自民に流れた結果ではないかとみている。
郵政民営化法案の参院否決を引き金に小泉首相は衆院解散という大鉈をふるった。さらには造反議員を党から追放し、彼の選挙区へと刺客を送り込むという徹底ぶり。政治なんてちんたらやっててちっとも変わんねえじゃねえかよという冷めた有権者の度肝を抜いたわけで、一気にお祭り状態に持ち込まれた。
ここまで自民党の親玉が暴れまくって血しぶきをまき散らしながら「テメェらのやる気を見せろオラ!」とやられたらついつい反応するのは血の気の多い若い衆なわけで、おまけにギャル御輿もでてきた日にゃ「アタイにも担がせて~」と普段は携帯メールしか見てない婦女子までも動員ときたもんだ。まあ御輿に乗ってたのはよく見ると小皺があったりするのだが祭りがはじまっちまったらもうあんまり関係ないわけさ。
御輿を担ぐかけ声もシンプル極まりない。「改革!改革!改革!」できるかどうかもわかんねえけどリズムもテンポも悪くない、祭りが終わるくらいまでは飽きの来ない心地よさだった。
岡田君の御輿も出るには出たが、かけ声がなんかバラバラだし小泉さんとことよく似た御輿に見えてじつはなんか縁起でもないお札が張ってあったりと統一感に欠ける、どうにも元気がない。どうせ祭りに参加して御輿を担ぐなら元気なとこのほうがいいや、と、ずるずる人があっちへ流れていった。
村八分にされたどこかさんは身内で固まって必死こいてわっしょいやってるが神社までたどり着くのがやっとの感じで「まあとりあえずおまえらもがんがれ」と小さく声をかける人がちらほら、という感じか。
-----まあ、たとえ話はこれくらいにして-----
結局の所は、明確な、しかも自民とははっきりと違いのわかる対案を示せなかった民主の求心力不足だったということか。有権者は閉塞感の中でドラスティックな変化を望んでいたのだ。それが結果的に自分にとって血をみるものになるかもしれないが、このまま漫然と痛みに耐えるだけの日々に決別したいという思いが多かったのではないだろうか。
裏を返せば、これから先のことは、よくよく自分の眼力を磨いていかないと、知らない間にどん底においやられてる、なんてことにもなりかねない訳で、安穏と暮らせる世の中ではなくなりましたよ、ということなのかもしれない。
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