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歪曲報道の代償

昨年の11月にTBS系列の情報番組「サンデーモーニング」で石原都知事の発言に事実と違う字幕スーパーを付けた件で、TBS社員ら4人が名誉棄損容疑で東京地検に書類送検された。

TBS:石原知事発言で字幕ミス 社員4人を書類送検
(毎日新聞)

グループである毎日新聞がこの報道をしたことは一定の評価をしたい。
主要各社では他に、読売、共同、朝日がWebでも報じている。
キーワード:サンデーモーニング
(次世代検索サービス:News&Blog Searchにて確認)
他にも探せばでてくるだろう。

さわやかおてんとさまin茶風呂(s03)”の「TBS社員4名「石原発言捏造」で送検」によると、この問題にいち早く気づいて騒ぎ始めたのは2ちゃんねらーだったそうだ。
僕もたまにだが2ちゃんねるはチェックしているので、その端くれなのかもしれないが胸を張って「2ちゃんねらです」と言えるほどでもない。
また、石原都知事に対しては特別な感情もない。TVで強気な発言をする人だな、という位の感慨しかない。
さらに言えば、サンモニの関口宏にも特段の感情もない。

ではなにを言いたいのか。それはつまり、
マスコミも適当な事やってられなくなりましたな、と。

公器を自称するマスコミや、パブリックな性格の強い機関・組織への市民の目が、ここ数年で格段に厳しくなっているのを感じているわけで、それってつまりはインターネットの普及による情報の波及速度の上昇と、事実検証のための情報の蓄積と閲覧がネットによってそのクオリティが飛躍的に上昇したな、ということ。

この1,2年くらいは特にその傾向が強く感じられる。
こういう話題はBBSやブログを中心に頻繁に議論されていて、著名人のブログでも時折この手の問題を題材にしたエントリが散見される。まあ、中には行き過ぎた発言で痴話喧嘩になってる所もあるが、それだけ多くの人が注目しているということでもあり。
情報の送り手を自称してきたマスコミが、逆に個人からの情報発信のネタにされる現実がもう当たり前になってきていて、そのギャップにマスコミ側が困惑している所もあったりして、以前にはなかったなという感慨が僕の中にも遅ればせながら浮かんできてる。

一時情報を多く発信しているマスコミであればこそ、その情報の品質には特段の注意を払うのは当然であり、今回書類送検された容疑についても、正確な情報を提供すべき所を(その意図の如何に関わらず)事実と異なる情報を発した門で咎められている訳だ。
更に言えば、その情報収集のための報道活動の内容までもが市民の監視の目に晒されることにもなっている。先の新潟県中越地震の際に報道陣の傍若無人な活動内容がBBSなどで報告されているわけで、これまでのようなやり方がもはや通用しない時代にさしかかっていることを、マスコミに属する人はもちろん、一般市民である僕たちも認識しないといけないようになってきているということなのだと思う。

この手の話題は、これから割合を増していくんだろうね。

そして、僕たちブロガーもある部分では適当なことをやってられなくなる時代にもなるのかもしれないだけどね。ていうかもうそうなのかも・・・

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