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島田紳助の暴行事件について(2)

前回のエントリで紳助事件については紳助支持(擁護)のスタンスをとったオイラだが、その後のマスコミ報道やブログのエントリを自分なりに検索して見てきた。

今回はマスコミについてちょっと書いてみたい。

 今回の事件以降の島田紳助に対する呼称を、ネットや新聞などでは「容疑者」と最近では一般的なものにしている反面、TVでは「司会者」や「所属タレント」といった一見不可解な呼称をくっつけていることについては、過去にも「稲垣メンバー」なる珍妙な呼称を使ったことがあるため、個人的にはそれほどの驚きも落胆もない。
 TV局としては「数字をとれる」島田紳助は大きな存在であることに間違いはなく、今回の事件で芸能界から引退ということが確定しているわけでもなく、現在は無期限の謹慎中である彼の復帰を踏まえた対処をしているに過ぎない。
 こうしたTV局の対応については個人によって捉え方が違うと思うが、彼の復帰を願う僕としては、今回の珍妙な呼称ではなく、はっきりと「容疑者」とした方がいいと考えている。相手に暴力をふるったことについて彼は認めており、刑事罰を受ける覚悟もできているだろう。なればこそ、ごく一般的な取り扱いを受け入れ、しかるべき法的手続きや訴訟についての区切りがついた後に堂々と「タレント島田紳助」とすればいいだろう。その方がTV局にとっても紳助にとっても、後ろ指を指されることは少ないだろう。公正な処遇をした、受けたと主張もできる。

 TVが何を放送するのか、それは世間の視聴者の多くが望むものだ。特に民放はスポンサーからの広告収入で経営が成り立っている。TV局とは時として犯罪者にさえギャランティを支払って出演させる組織だ。イエロージャーナリズムだと嘆く向きもあるかもしれない。しかし、ニュース報道については一定の公正さを求めても良いだろうが、エンターテイメント番組については民意が大きく反映されていることを理解しておく必要があると考えている。気に入らない人を見たくないというなら見なければいいだけのことだ。チャンネルを変えるか、TVそのものを見なければいい。TVに出演している事実自体が許せないというのであればTV局に抗議すればいい。もっと効果的なのはスポンサー企業に抗議することだが、紳助を見たくないからスポンサー企業に抗議したというブログのエントリーを僕は今のところ見たことがない。
 TV局、特に民放は世論に敏感だ。紳助を望まない声が多ければ紳助はTVに復帰できないだろう。しかし抗議が少なければ「支持されている」と解釈して復帰することになると思う。彼が復帰を望み、TV局がそれを受け入れ、視聴者の多くがそれを拒絶しないなら遠からず紳助がお茶の間に復帰することになるだろう。

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