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苦虫をかみつぶして

イラクでまた日本人が人質にとられた。

「自分探し」だとかで、世界中でいま一番危険とされるイラクに行く人の気が知れない。それでも行った人がいて、実際に人質にとられて、ことによれば命を失う局面に立たされている。
かつて日本中を駆けめぐった「自己責任」なる言葉をそれみたことかとばかりに使いたがる人もいるだろう。オイラもそれには反対しないし、今回の香田証生さんについては同情する気にもならない。テメエのケツはテメエで拭けよと言いたい。

とはいえ、現実にヒト一人の命がかかっている。
政府としては疎かにすることもできまい。苦悩する関係者の表情を勝手に想像してしまう。「助けてやってください」と懇願する近親者、自業自得のバカに税金を使うなと非難する匿名の市民。全ての人から100点満点をいただけることがない訳だから悩ましい。当事者の香田証生さんはどう思っているのだろうかと想像もしてみるのだが、ある種の覚悟はできてるのかも、という気もする。

ニュースで流れた映像で彼は「小泉さん、すいません」とうなだれている。これは自分に降りかかったことがどういうもので、今後自分がどういう末路を辿るのかをわずかながらでも理解しているということなのかもしれない。
4月に起きた3邦人人質事件での「自己責任論」をふりかざしたバッシングや、その後のイラクで頻発する人質の殺害報道をみれば、いま自分がおかれた状況がどういうものであるのか、ちょっとでも冷静に考えればわかることだ。

今回の拉致グループの要求に対して、日本政府はイラクから自衛隊を撤退させることはないだろうし、ということは彼の命はおそらくはいくらの時間も残されてはいないだろう。

モニタでニュースを見ている僕は傍観者でしかなく、苦虫をかみつぶしたような顔で「ばかもんが・・・」とつぶやくくらいしかできない。

ちょこっと検索して興味深かったエントリ

傍観者
(dont[orange].but.jp)

イラク邦人人質の裏に潜む恐怖
(ファズベースミュージックセンター)

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